2011年10月アーカイブ

10月15日、講談社より『プランツ・ウォーク』と題する書籍が発行されました。
弊社の企画・取材・デザイン〈本文)・DTPになる1冊です。
まるまる1年、いとうせいこうさんと柳生真吾さんと都内の植物を巡り歩いた、記録です。
記録でもありますが、パフォーマンスでもあります。
それはあまりにおふたりのトークが絶妙なので、同行するこちらがさんざん愉しませてもらったという、
ぜいたくな取材でした。

押上の路地園芸にはじまり、六本木、上野、根津、石神井公園、羽田、そしてディズニーランドまで、
植物の元気な姿を追い求めてひたすら歩きました。

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当初は、お気楽な園芸漫談と称して、パブリックスペースに展開される鉢植えや
野放図な植物をみては喜んでいましたが、実はこの行為って深いんじゃない・・・
とせいこうさん。

い「これって見るだけだよね」
柳「そう、見るだけ。勝手に言いたい放題するだけ」
い「見るだけでも園芸って言えるんじゃないかな」
柳「花見だって園芸だとぼくは思ってる」
い「貼るだけダイエットってあったよね」
柳「あった、あった」
い「見るだけ園芸ってのもあっていいよ」
柳「いい! しかもタダだし」
い「おまけに健康にもいい」

こうして「見るだけ園芸」を宣言し、植物をめぐる旅に拍車がかかっていったのでした。

い「考えてみたら、これって借景にも通ずるな」
柳「日本の文化だね、DNAだ」
い「つまり、利休もやっていたわけだよ」
柳「利休も見るだけ園芸をしてた!」
い「徳川将軍だってみんな染井村の植木屋に珍木があると聞いてはお成りしてたわけだから」
柳「かなり高尚なウォーキングですね」
い「相当ぜいたくな遊びだと思うよ」

こうしてあちこちに勝手に生えてる植物や、がんばって育てた植物、花屋の店先の植物などなど、
ありとあらゆる植物の「いま」を見て歩きました。

そして、3月11日の大震災・・・・
柳生真吾さんのまさかの発案。
植物による復興支援。
プランツ・ウォークがブラッシュアップしていくことに・・・

つづきはまた。

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