昇進の最近のブログ記事

軽蔑?

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少し前の話。夜中何気なく点いていたテレビの映画に「ん、コイツ?」というヤツが出てた。似てるけどまさかねぇ~。Wikipediaでこの映画を調べて出演者を確認してから重宝帳(芸人の住所録みたいなの)で擦り合わせるとやっぱりアイツだった!


当人に楽屋で軽くいじってやるとちょっと嫌がっていたようなのでこの度、役者だったことを内緒にした方がいいの?と尋ねると「いえいえ、大丈夫です。これからもちょっとづつ役者方もやっていきたいと思っているので是非よろしくお願いいたします」とのこと。


今回の手ぬぐいは小林ユウキチくんで~す。

...芸名も確かあったな。なんだっけ?


そうそう、この度二ツ目に昇進した一之輔門下のきいち改め春風亭㐂いちくん。元役者です。けっこういい役やってたよ。いろんな映画やテレビに出演してたみたいだけど、なんで噺家なんかになっちゃったんだろ(笑)?わたしが観たのは高良健吾主演の『軽蔑』って映画でした。


噺家としてはねぇ?...はっきり言ってダメ前座でした。軽蔑します(大笑)!

当人も「いろいろしくじり過ぎて、もう忘れることにしました」...オレたちは一生忘れないぞ!


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わぁ~猫だぁ~!なんで猫?


「広告デザイナーをしている父にお願いして作りました。小さい頃から実家で猫を飼っておりまして、一家揃って好きなのでこの柄に決めました。使いやすいように幾何学的なデザインにしたくて父と相談してこのような手ぬぐいになりました。父のこだわりが強すぎて手ぬぐい屋さんともめて別のところで作ることになりました(笑)」


頑固親父なのね。二ツ目になって毎日高座に上がれるのが楽しいという㐂いちくん。楽しいのは今のうちだけだぞ(笑)!

とりあえず、噺家としてガンバってぇ~!

まとも...なのかと思ってたんだけど

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三人目の新二ツ目手ぬぐい紹介です。

今回は一朝師匠門下春風亭一猿くん、わたしとは同じ五代目柳朝一門になります。前座時代から名前を変えていません。


「出身が大阪の箕面市というところで野生のニホンザルが有名なので師匠にお願いをして『猿』という字をつけてもらいました。気に入っている名前なので変えませんでした」...最近、農作物の被害や街中に出没して、野生の猿は評判悪いんだけどねぇ~(笑)。でも、一猿くんはなかなか評判の良い前座でした。キビキビ動くし、立前座として楽屋の仕切りもちゃんとできる。しくじったりしなかったでしょ?


「馬風師匠が手を差し出したので握手をしたら、杖を取って欲しかったらしく死ぬほど怒られました」...やっちまったなぁ~。でもそれ、死ぬほど面白いね!


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「デザインは自分です。芸名にちなんで猿の絵を描きました。一門で柄が被らないように誰も使っていない『あられ模様』を選びました。猿の絵が上手く描けないので何度も描き直しましたが一向に上手くならないので諦めました」


確かに...。達磨かと思ったよ(笑)。小さな白抜きの部分は一門の光琳蔦らしいけど...うーん、要らなかったね、判りにくい!畳紙と手ぬぐいの『春風亭一猿』の文字が違うようだけど?


「手ぬぐいの文字は、絵が下手なので字だけ上手いとアンバランスかと思って自分で書きました。普段より下手に書いています。畳紙は『寿』を知り合いのご住職、名前はオフィスエムズの加藤さんにお願いしました」


バラバラだなぁ~!


で、二ツ目の高座に上がった感想は?


「前座の頃は高座で汗をかくことはなかったのですが、二ツ目になって毎日汗をかいています。四十日の間ですが毎日寄席の高座に上がれるのは本当に嬉しいです。師匠や玉の輔師匠のような寄席芸人を目指して精進いたします」


最後はヨイショで〆ました!


馬風師匠と本気で握手できる芸人になってくださいねぇ~(笑)。

知らざぁ言って聞かせやしょう

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こいつだけは理事の権限で(玉の輔、一応理事です)秋まで二ツ目にしたくなかったんだけどねぇ~(笑)。


ある師匠が「八月◯日なんだけど仕事頼める?」と尋ねると、この前座がこう答えた。「すいません、たぶん八月だともう二ツ目になってるかと...」自分で昇進時期を決めるな!!どうです、こんなヤツ二ツ目にしたくないでしょ?


わたしとの間にも以前こんなやり取りが。

「こないだ辞めた◯◯って、楽屋入りしてからずいぶん経つよな?」

「ええ、ちょうど前座の折り返し地点かと...」


お前は理事かっ!!


ひしもち改め桃月庵白浪くん、

白酒さんのお弟子さんの手ぬぐいを紹介いたします。


だいたいさぁ、白浪って『白浪五人男』から取ったんでしょ?

柄じゃない。何で白波なのよ?


「大師匠が雲助なので悪党繋がりであるというのがひとつ、師匠白酒の生まれである鹿児島に『白波』というお酒があるのでこの名前になりました。馬石師匠も二ツ目時代に白波という名前を考えていたそうです」


そりゃ、馬石さんは色男だからいいけど、あなたはマッチ棒の軸みたいな顔してるんだよ。盗賊に入られる側だよ(笑)。どうやら当人は二の線のつもりみたいね。


でも、手ぬぐいはさすが橘右之吉師匠デザインだけあってカッコいい!


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荒波に浮かぶ傘、名前はめくりになってます。


「海の波のイメージをお伝えして、あとは右之吉師匠にお任せしました。傘を三つにするか一つにするか悩みましたが、サインをするスペースを考慮してこのデザインになりました」


さすが二の線、サインのことまで考えてます(笑)。


白酒さんと甚語楼さんの会の前座での話。受付でプログラムを配り忘れ、開口一番の時に客席に下りてプログラムを慌てて配ったためマイクのスイッチを入れ忘れ、高座後マイクの件で謝罪をすることでいっぱいいっぱいで出囃子のCDを切り忘れる、というしくじりをひとつの会でやってのけた彼のことを『落語界のトリプルスリー』と呼んであげてください。


この五月下席から昇進披露はじまってます!白波くんを一目観に行ってくださいませ。...笑うよ!


落語じゃなくて、顔ね(笑)。


「知らざぁ言って聞かせやしょう」


気取って言ってもらいやしょう!


*********

管理人からのお知らせです。

ようやくブログ引越しの準備が整いました。

まだしばらくはこちらも残しますが、
次回からは tamanosuke.net をご覧ください!
新しい「噺家の手ぬぐいブログ」に関するご意見やご要望などございましたら

facebookページの方で受け付けますので、どうぞよろしくお願いいたします。

落語界のJB

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なんか勘違いしてて六月下席から新二ツ目が出来るのかと思ってたら五月下席でした。よって、今回からまたまた新しい二ツ目紹介になります!


まずは三壽師匠門下柳家寿伴くんから。『ことぶき』の文字が師匠と本人と違うのは寿伴くんがそう書いてきたからです。...何で?


寿伴くんは入門当時から老け顔で、ある若手真打に「ホントは歳いくつなの?」と尋ねられ「松井秀喜の全盛期にボクの思春期でした」と答え「だいたい松井の全盛期もお前の思春期もいつなんだよ!」という会話がなされるくらい年齢詐称疑惑のかかる老け具合。とにかくフレッシュな新二ツ目です(笑)。


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久しぶりにカッコいい手ぬぐい見たね。若々しいヨ、手ぬぐいは!いかにもデザインの仕事をしている人がちゃんと作った感じ。インターネットで一目惚れした『お名紋』デザイナーの藤田朝美さんにお願いしたんだって。調べると確かにお名紋、カッコいい!


「全体のテーマは『紅白襦袢』です。それぞれの紋は、水引き・襦袢の襟がモチーフとなっており、JBというのは寿伴の前座間における楽屋通称です。玉の輔師匠の『噺家の手ぬぐい』ブログも藤田さんに参考にしていただき、畳んだときの表情の変化なども考慮していただきました」...って、偉いねぇ~寿伴くん!このヨイショ、若者にはできない(笑)。

『柳家寿伴』の文字も素敵だけど...。


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「入船亭扇海師匠のおかみさんの妹さんで書道家の川崎文珠さんです」...扇海師匠夫妻と三壽師匠が仲良しで師匠の進言でお願いしたそう。

脇の『jb.jb.jp』は?


「5月21日から解禁なのですが、落語界のJBになれるようHPアドレスです!」


何じゃ、そりゃ?


「ジェームス・ブラウン、ジャスティン・ビーバーと併せて喜劇俳優伴淳三郎もJBとこじつけて考えております」


...はい、はい、判りました!!で、抱負とかある?


「挑戦の二ツ目に致します!」


...だって、JBが!


JB、5月21日より二ツ目昇進いたします!

出来上がり 届いてびっくり 請求書

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またまた落語芸術協会の新真打手ぬぐいです。

前回鯉斗クンの素晴らしい(?)コラボ手ぬぐいを紹介しましたが、実は三人での御披露目です。鯉昇師匠門下瀧川鯉斗クン、円馬さん門下橘ノ双葉改め三遊亭藍馬さん、そして談幸師匠門下立川吉幸さんです。おめでとうございます。披露パーティーも13日に行われ、披露興行は五月上席からです。頑張ってくださいねぇ~。


で、今回は橘ノ双葉改め三遊亭藍馬さん。三代目橘ノ圓師匠に入門、亡くなって三遊亭円馬さん門下になった女流落語家です。


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真打の三点セット(口上書き 手ぬぐい 扇子)です。口上書きが凄い。師匠はもちろんのこと、米米CLUBのドラムスRYO-Jさんや漫画『ギャルが落語家に恋したら』の作者一色美穂さんなどの口上を書いていただいてます!お付き合い広いッス。手ぬぐいはコチラ。


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格子に似顔絵です。うーん、艶っぽい!この画は画家黒木桂馬さん、女性です。ホント、藍馬さんって顔が広いねぇ~。...顔の面積じゃないよ(笑)。あれっ、口上書きも黒木桂馬さんだった。ステキ素敵。


真打にあたっての抱負あります?


「私らしい藍色が出せたら良いと思います」


うーん、コメントも艶っぽい?


でもこの手ぬぐいには落とし穴がっ?!見積りでは350円と手ぬぐい屋さんから言われていたのに請求は、600円だったんだってサ!!皆さ~ん、藍馬さんにお仕事あげてくださ~い!


玉の輔にも~ぉ(笑)!


御披露目、五月上席末広亭夜席からはじまりま~す!

あおもり改め...青森?

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新二ツ目紹介の殿(しんがり)はあおもり改め三遊亭青森くん。漢字になりました(笑)。白鳥さんのお弟子さんです。そう言えば白鳥さんも前座時代は『にいがた』で二ツ目の時に漢字になったんだっけ。しかも『新型』で『にいがた』と読ませてた。誰もが『しんがた』と呼ぶので途中から『新潟』に(笑)。


青森くんの手ぬぐいは斬新的です。


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『青』ですよぉ~!誰がなんと言っても青です。いや青森です。小さく『森』って書いてあるもん。自分でデザインして『森』も自筆。やるねぇ~。スゴくいいってわけでもないけど(笑)、ちょっといい。久しぶりのヒット作?『第1回 噺家のわかりやすい手ぬぐい大賞』をあげよう。


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畳紙の文字は青森くんの小学校時代の教頭先生に書いてもらったんだって。書道家で野球部の顧問だった三浦順一郎先生。この先生に教わってたなら『森』もうちょい上手く書かないとね。


「白鳥のような落語家になりたいと思って入門しました。自分にしかできない落語を創って『この落語は青森にしかできない、また聴きたい』と思っていただけるような落語家になりたいです」


他に何かある?


「祖母がホタテの養殖をしております。陸奥湾のホタテはグリコーゲンが豊富に含まれていてとても美味しいです。産地直送のホタテをお求めの際は是非わたしまでご連絡を」...宣伝かい!




* * * * * * * * *

お知らせ


「第8回 噺家の手ぬぐい大賞受賞作展示会」


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日本橋の食堂ピッコロさんで、なんと噺家の手ぬぐい大賞の受賞作品が展示されています!ぴっかりちゃんの落語会もありますよ!みなさんぜひ行きましょう〜。詳細は下記をご覧ください。



大賞の「長岡花火記念手ぬぐい」から5位の春風亭一花さんの手ぬぐいまで入賞作品を展示しております。過去の大賞受賞作もご覧になれます。

◼️日本橋 食堂ピッコロ  中央区日本橋1-18-10伊藤ビル一階   

電話0332810299

http://r.gnavi.co.jp/a22fvmcj0000/

◼️2/12〜3/29(火)

◼️平日 11:00〜14:30 17:30〜22:30(ラストオーダー30分前)土日祝日は定休日ですが、2/23.3/16の落語会にご参加の方はご覧になれます。

◼️一部手ぬぐいの販売有ります。

◼️飲食店での展示になりますのでワンオーダーお願いいたします。

 

 【ピッコロ寄席】

ぴっかり☆の冬ものがたり〜第18回 春風亭ぴっかり☆ひとり会@ピッコロ〜

◉2/23(土)6時〜1800円(予約)2000円(当日)


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鈴々舎ではなく柳家です!

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新二ツ目三名はこの芝居から御披露目がはじまりました。


手ぬぐい紹介二人目は近頃チーズナンにはまっているという柳家あお馬くん。小せんさんのお弟子さんですが楽屋内では馬風師匠の孫弟子のイメージが強い。よく頑張りました。晴れて二ツ目昇進です!...でも、馬風師匠の孫弟子は一生です(笑)!

これからも引き続き精進してくださいね。


前座時代はしくじりがつきものです。あお馬くんのしくじりは?


「師匠から鈴本の主任の高座の録画を頼まれてRECボタンを押して終演後に再生してみたら『ミュージックステーション 春の二時間スペシャル』が録画されてました」


...あらら、やっちゃったね(笑)。その代わり小せんさん、DA PUMPの『USA』を覚えて、カラオケの十八番にしたとか...。


「大師匠(馬風師匠)のお供で茨城県に行きました。落語会の打ち上げで豪勢な鮟鱇鍋が出たのですが、食事制限の多い大師匠の体調を鑑みてお椀に脂分の多い鮟鱇を入れずにお渡ししました。するとおもむろに箸を突っ込んで『どこに鮟鱇が入ってるんだ!』と言われ『いえ......、師匠には鮟鱇を入れてません』『馬鹿野郎、鮟鱇の入ってない鮟鱇鍋があるか!』と怒鳴られました」


あお馬くんのお椀には鮟鱇が馬風師匠の分までたっぷり(笑)。うーん、そりゃお怒りだね。でも馬風師匠は優しいのです。あお馬くんが誕生日にプレゼントした師匠お気に入りの猫ちゃんをプリントしたTシャツを着てくれてる。ところがサイズが合わず猫が横広の顔に...。だけど、嬉しいねぇ~。


そろそろ手ぬぐい。


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自分でデザインしたんだって。『丸に二つ鈴』の紋。そして青海波に枝垂柳です。...海に柳ねぇ?


「『青海波』は読み方を少し変えれば『あおば』と読めるので『やなぎやあおば』の判じもの的な意味合いになってるのかなと勝手に解釈しています」


...こじつけ、だね。『柳家あお馬』は大学の落研時代の先輩で現在茨城県でご住職をされている菊地さんに書いていただきました。あお馬くんお気に入りだそう。


「前座時代と違って二ツ目はお客さんに楽しんでいただくことが肝心です。高座の出来不出来にこだわって『次も見たい!』と思ってもらえる芸人を目指します」


素晴らしい!



今回はちょっと長文になりましたが、あお馬くんのメールが異常に長かったせいです。もっと短めにまとめるようにね。


で、チーズナンてナンなん?

いやいや、思い込みって恐いねぇ。二月上席から新しい二ツ目ができるのかと思ってたら違った!中席からだってサ。理事会で決めたんだけどねぇ、勘違いでした。まあ、いいや(笑)。今回から紹介します、新二ツ目手ぬぐい。


馬生師匠門下駒六改め金原亭馬太郎くん、小せんさん門下柳家あお馬くん、白鳥さん門下あおもり改め三遊亭青森くんの三名。嵐が活動休止宣言をする最中、この個性的な三人が二月中席...2月11日から新しい二ツ目が誕生いたします!


まずは、コチラから。


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何故かあった嵐のCD。なんで買ったのかなぁ(笑)。たぶんカラオケで歌おうと思ったんだね。ちなみにわたしが一番好きな曲は『Beautiful days』です。


あっ、手ぬぐいね。


馬太郎くんです。駒六時代はホントに良くできた前座でした。けっこううるさ方の先輩師匠連たちも一目置く働きぶり。最近ではNo.1?ちょっと誉めすぎかしら。しくじったことがないのかと思いきや...ありました。しくじり方も駒六くんらしい。


「去年の夏、師匠をしくじったと思って勝手に坊主にしたら、しくじりではなかったらしく坊主にしたことを怒られました」


うーん、しくじり方がハンパねぇ~ッ!


で、やっと手ぬぐい。


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「寄席文字の橘右之吉師匠です。サインが瓢箪の形になっております。全て師匠に丸投げして、サインも考えていただいたので綺麗に書けるように稽古します」


扇子を咥えて走る若馬。馬の尻尾の先がサインの『うまたろう』の『う』に繋がってる。めくりに鬼蔦の紋。馬太郎満載の手ぬぐいです。


「師匠、兄弟子の教えを少しずつ出来るようにしていきたい。地道にコツコツとやっていきたいです」と馬太郎くん。真面目だねェ〰️。


「つまらない感じになってしまいましたがよろしくお願いいたします」と最後まで真面目な馬太郎くんは二月中席鈴本演芸場昼の部から昇進いたします。ちょうどわたしも出てるので是非ともご来場くださいませ。

かな文から文吾、そして...

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なんと、今回が今年最後の手ぬぐい紹介となりました。そうなんです、次回から『2018年噺家の手ぬぐい大賞』がはじまっちゃうのですヨ。早いね、一年は。そんな思いも込めましてラストの一本です。


今の文蔵さんの前座名が『かな文』でした。わたしはちょっと先輩だったから被害はなかったけど、下の者はたいへんだったねぇ(笑)。平気で寄席は抜くし、謝金と呼ばれる師匠方や二ツ目の兄さんからいただいた金は馬券でするは、おまけに乱暴者ときた日にゃあ後輩連中はたまったもんじゃない。あ~良かった、先輩で。


......それから二十数年、新しいかな文ができました。文蔵さんがまだ文左衛門と言った時代に入門したお弟子さんにその名前を付けたのです。ホームページ委員会のある後輩はかな文くんの新前座紹介の文章で「かな文と聞いただけで◯×▲□...するぅ~!」と書こうとしてあまりにも酷いので先輩師匠方に止められてたっけ(笑)。


そのかな文くんが橘家文吾の名で二ツ目昇進です。...文吾も文蔵さんの二ツ目時代の名前。手ぬぐいは毎度お馴染みとつかりょうこさんです。ちょっといつものとつかさんとはイメージが違うようだけどね。

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何だか判る?...翼です。翼...何で?本名が翼なんだってサ。お父さんが『キャプテン翼』世代なんだよ、きっと。サッカー選手にさせたかったんだろうな。それが噺家なんぞになっちゃって。でも大丈夫です。文吾くん、お客さんに蹴られてますからぁ...大笑い...笑ってる場合じゃあないね。


羽の大きさをいろいろ変えて一ケ月くらい悩んだんだって。そして名前の脇には筆とインク。コレはすぐに判ったヨ。文吾→ぶんご→ぶんこう→文豪。で、筆とインク...正解で~す!


いろんな場所で独演会を開ける落語家になりたいと言う文吾くん。二ツ目として高座に上がった感想は?


「まず、当たり前に落語ができる喜びを感じております」...だって。うーん、深いねぇ~。これから先、真打になるともっともっと感じるよ(笑)。とにかくがんばれぇ~!


出演情報は落語協会ホームページまで。


何光りなんだよ!?

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え~とね、おじいちゃんが先代馬生、

ひいおじいちゃんが志ん生、

大叔父さんが志ん朝で

おばちゃんが池波志乃さん、

義理のおじちゃんがネジネジ彬。

で、お母さんも可愛い。


今回は新二ツ目、馬生師匠門下金原亭小駒くんです。ちょっとボーっとしてます(笑)。楽屋に入りたての頃、浅草で馬風師匠が姿見の前で着替えてるその前を何も考えずに行ったり来たり!こっちがハラハラすることを平気でするし、根多帳に『子ほめ』を『小ほめ』と書くし、コイツ大丈夫かぁ~と思ってた。


初めて高座聴いたときも驚いたヨ!与太郎の出てくる噺を演ってたんだけど楽屋の本人よりも与太郎の方がしっかりしてる(笑)。これってどう?でも、人相学的にはとても良い顔らしい。うちの師匠が小駒くんの顔をスゴくほめてた。小ほめ?


手ぬぐいは思いっきりやってくれました!うーん、やられたねぇ、って感じです。


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「他に頼むあてもなく、師匠と一門、身内からの勧めがあって、先代の手ぬぐいの中から好きなものを選ばせてもらいました。実は名前の文字も先代の書したもので、わたしの師匠が小駒の頃に書いてもらった表札が代々の小駒に伝わり、そこから取りました。」(本人)


『小駒』を継いだのは当代馬生師匠、左橋師匠に龍馬さんと当人と合わせて四人。多いね。皆さん、この文字にお世話になってるわけだ。


では坊っちゃん、ニツ目の抱負なんぞをお聞かせくださいませ。


「二ツ目に昇進しても甘んずることなく、先祖に恥じぬように励む所存です。先代に会ったこともない未熟者ですので、どうか色眼鏡抜きで見ていただきますようよろしくお願いいたします」


...だってさ。色眼鏡抜きったってねぇ~、無理です(笑)!

どうせなら金原亭孫馬生で良かったのに。


御披露目情報は落語協会ホームページでご確認ください。

http://rakugo-kyokai.jp/broadcast/

http://rakugo-kyokai.jp/broadcast/




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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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