2018年10月 1日アーカイブ

新陳代謝?...デトックス?

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噺家は高座でお客様にを見せるな!


先輩、師匠連からこう言われてきました。...しかし、これは難しい問題で、よく噺家が手ぬぐいで汗を拭いている姿を見かけます。あんまり見場の良いもんではない。わたしは汗をかかない。何故? 楽屋連中は「お前は手を抜いてるからだ」ということを言いますが、...そうかもね(笑)。


「うーん、どうしてそんなに汗かくの?」高座終りにわたしに毎度言われていたある二ツ目。最近は言われ慣れて高座を下りるとわたしの一言より先に「すみません、無理でした」と汗だらだら。熱演しているから仕方ないんだけどね。

...でもね、口上では新真打は一言もしゃべらないで座ってるだけなんだけどこの男は、...無理でした(笑)。


今回は汗かき柳家勘之助さんの手ぬぐいを紹介します。柄は弁慶格子とも呼ばれる『翁格子』。


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「高座で使いやすいものをということを前提に弟弟子の緑太にアレンジしてもらいました。柄は名前に『勘』が入っているので勧進帳で弁慶が着ている着物の柄を元にしました。枠の中に縦横三本で合わせて六本。大師匠『小・さん(三)』と師匠『花・緑(六)』の洒落になっています」(本人)


『柳家勘之助』の文字は花緑さんで畳紙の『歩』は五代目小さん師匠。


kannnosuketato.jpg


「これからは大師匠、師匠の志を継いで行きながら、玉の輔師匠のように寄席に出られる芸人になりたいです」とセコヨイショ。


真打の初高座はなんと『中村仲蔵』。


「わたしのトリにわざわざお金と時間を使ってこれだけたくさんの方に来ていただいて、ただただ感激しました。演っていて終わりたくないと思ったのは初めてです」と勘之助さん。わたしも聴いてだけど堂々としていて素敵な一席でしたヨ。汗?......そりゃもう(笑)。




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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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