2018年3月 1日アーカイブ

ずいぶん前の話。1990年代落語協会の季刊紙がありました。お客様がたくさん入るように『ぞろぞろ』って名前。わたしも編集員をしておりました。


クイズや読者の投稿のページがあってたくさんのハガキが届きましたがほとんどがお年寄りからのもの。ある時、選定をしていると中学生の男の子からの投稿が。へえ~っ、若いのに変わり者だねぇ~、と読者プレゼントの手ぬぐいを送りました。


それから数年後、新前座紹介のコーナーの原稿を書いていると「圓菊一門 古今亭菊之丞 千葉県出身 本名:小川亮太郎...」...ん、小川亮太郎?どこかで聞いたような...。ピンと来てぞろぞろのバックナンバーを読み返してみると、ありました、小川亮太郎。ビンゴです!


あの時の中学生が噺家になっちゃった(笑)。

今じゃ、看板噺家に。というわけで、今回は菊之丞さんの手ぬぐい。


ニツ目昇進時からずーっと同じ手ぬぐいだった菊之丞さん。抜擢で真打になったときも柄を変えませんでした。色も全くいっしょ。わたしには考えられない(笑)。


評判が良かったらしく、ある師匠から「あなたの手ぬぐいが欲しいんだよ」と言われて渡すと「この柄は玉簾(たますだれ)やるときにちょうど良いんだよ」...だって。ちょっと複雑な心境。そして満を持して今年からデザイン変更しました。それがコチラ。


kikunojo.jpg


おお~っ、ななななんと、山道(やまみち)松葉!これは古今亭志ん生師匠が使っていたものと同じ柄。志ん生継ぐの?


「いやいや、変えようと思っていて高座で使いやすい柄にしました。山道松葉は志ん生師匠のあとにも使っていた師匠連もいましたし...」(本人)


確かに素敵な柄だし、邪魔にならない手ぬぐい。いいね!


そして、今年の謝楽祭の実行委員長は菊之丞さん。昨年の委員長のわたしが引き継いでもらいました。「来年の実行委員長やってくれないかなぁ?」とお願いすると「ああ、ちょっとかみさんに相談してみます」。


奥さんはNHKのアナウンサー藤井彩子さんね。毎年たこ焼き屋さんを夫婦で出店している菊之丞さん、奥さんに話をしたら「たこ焼きは誰が焼くの?!」と怒られたそうですが、なんとか引き受けてくれました。頼むねぇ~っ、今年の謝楽祭は9月9日(日)です!




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