受け継がれたものは...

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いよいよ本日9月21日より落語協会真打昇進襲名披露興行がはじまりました!


この秋、三名の新しい真打が誕生いたします。それぞれとても個性の強い男...あっ、女性もいた。とにかく、よろしくお願いいたします。


懐かしい名前が復活しました。

馬生師匠門下三木男改め五代目桂三木助

燕路師匠門下の柳亭こみち

そして志ん橋師匠門下志ん八改め二代目古今亭志ん五


上野鈴本演芸場からはじまって、五十日間の長い興行です。足を運んであげてくださいませ。


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まずは、三木助さんから。桂三木助の名跡が十六年振りに蘇ります。おじいちゃんが三代目、叔父さんが四代目のサラブレッドです。代々受け継がれた見事なまでの『鼻』は小林家(本名)そのもの。彼とは四代目の葬儀で初めて会ったけどその時の印象は...「妹が可愛い!」(笑)。


わたしは先代にずいぶんお世話になったし当代にも是非とも頑張ってもらいたい。ゆっくりゆっくり『三木助』を大きく育ててちょうだいな。


さて、手ぬぐい。

三代目から代々伝わるもので銀鼠の格子柄の上に大きく『三木助』の文字。わたしの著書『噺家の手ぬぐい』でうちの師匠小朝がインタビューの中で「僕が一番多く使っていたのが三木助さん(四代目)の手ぬぐい。どの着物にも邪魔にならなくて、どんな噺にも合って、それでいてお洒落。だれがデザインしたのかわからないけど、とても素敵な配色ですよね」と絶賛。四代目の手ぬぐいには三木助の右上に『四代目 桂』と入っているものもあったなぁ。


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当代の畳紙

http://rakugo-kyokai.jp/news/2135/


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三代目(たぶん)と先代の畳紙


「畳紙の文字は祖父(三代目)のものに間違いはないと思います...たぶん。手ぬぐいの文字もたぶん祖父です」となんとも覚束ない返事。


三木助襲名と真打の抱負は?


「まあ、とにかく頑張る...としか言い様がないんですけど」と本人。

...しっかりしろぉ~っ(笑)。


懐かしい手ぬぐいも復活しました。あとは五代目の努力次第です。受け継がれた名前、手ぬぐい、そして見事な鼻。三代目のおかみさんもまだまだお元気です。素敵な新しい三木助を見せてあげてくださいな。


詳しい新真打出演情報は落語協会ホームページまで。

平成29年秋 真打昇進襲名披露興行

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