2017年6月アーカイブ

えっ、七十年なの?

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前座の頃の嘘のようなホントの話。

末廣亭の確か昼席の前座として働いていた春風亭あさ市少年。...あっ、あさ市はわたしの前座名ネ。足袋を忘れた師匠がいたのか、頼まれて伊勢丹の呉服売り場まで買いに行きました。足袋を選んでいると他の買い物客から声をかけられました。

お客様「肌襦袢はどこで売ってますか?」
...そう、着物姿だったので店員さんと間違えられたのです。
あさ市「ああ、すいません。わたし伊勢丹のものではないので...」
お客様「ごめんなさいネ、着物だったから。でも素敵ねぇ。普段から着てらっしゃるの?」
あさ市「ええ、仕事なんで」
お客様「仕事?」
あさ市「はい、末廣亭で働いてるんです」
お客様「スエヒロ?...スエヒロ...ああ、ステーキの!

...飲食店のバイトかなんかと間違えられた(笑)。仕方ないので
「はい、休憩中なんです」
「そう、ガンバってネ」

...ちょっとフィクションが入りましたが、ほぼほぼ事実です。

で、今回はそんな思い出のある末廣亭開業七十年手ぬぐい。えっ、末廣亭ってまだ七十年しか経ってないの?いえいえ、現在の末廣亭になって七十年ってことらしいです。

suehiro70.jpg

第二次世界対戦後で焼失した末廣亭を北村銀太郎初代席亭が再建させたのが昭和21年。...ん、ということは今年七十一年?とにかく開業七十年手ぬぐいです!


suehiro70_00.jpg

柄は縁起の良い『あばれ熨斗(束ね熨斗)』。手ぬぐい一面にいっぱいの熨斗熨斗熨斗熨斗...おめでたいの塊です。熨斗は長寿を表す鮑を干して伸ばして神事の際に供えたおめでたいもの。よく御披露目の後ろ幕や噺家の手ぬぐいにも使われます。三ツ柏の紋が堂々と入って橘左近師匠デザインの素敵な記念手ぬぐいになりました。

また熨斗は漢語では『ゆんどう』と読み『熨』(熱でシワを伸ばす)と『斗』(ひしゃく)
で昔のアイロン、すなわち火熨斗を表すんだって。現在の中国語でも熨斗はアイロン。うーん、勉強になるなぁ。

ここでお知らせ?わたくしスマホを破損してしまいFacebookが現在できない状態です。ちょっと休むかもしれません。というか、普段からしょっちゅう更新する人間性ではないので関係ないけどネ(笑)。しばらく、そんな感じですみません。


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そんなわけで玉の輔ロス(?)の皆様に、管理人からお知らせを。
7/18火曜日に、素敵な女将の美味しいお料理が食べられて
楽しい落語が聞けるお店「落語・小料理 やきもち」さんに玉の輔師匠がご出演です!
詳しくはHPまたはfacebookページをご参照ください。


手ぬぐいもらえますヨ!

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前回までだらだらと長々続いた御披露目手ぬぐい紹介も終了、さて今回はコレ。

ホントはもうちょいと早く、この企画に併せてお知らせしたかったモノです。


kyokaimetro00.jpg


鈴本演芸場、末広亭、浅草演芸ホールに池袋演芸場。それから、うーん東京メトロ。...地下鉄?そうなんです、東京メトロと落語協会のコラボレーション『落語・グルメ スタンプラリーきっぷ』っす!


東京メトロの駅構内にポスターが貼ってあるのでもう知ってるよぉ、と言う方もいらっしゃるでしょうが、まあ早い話が地下鉄に乗って落語聞いてごはんを食べてくださいねぇ、ってことですヨ。


rallyposter.jpg

souran.jpg

ポスターはこの二種類。もう見た?



都内四軒の寄席で使える鑑賞券と東京メトロ24時間きっぷがセットで3,000円。で、寄席を二軒、指定の飲食店二カ所のスタンプを集めるとこの手ぬぐいがもらえるという企画です。


東京メトロ24時間券には木久扇師匠の画が描かれています。


ticket.jpg

木久扇師匠画のきっぷと味気無い(笑)鑑賞券。

ポチ袋に入ってます。



このきっぷは東京メトロ全線が24時間乗り放題。24時間というのは乗り始めた時間がスタートでそれから丸一日の間はOKってことなんだって。でも、寄席を二軒まわって、ごはんを食べるってたいへんじゃない?こんな物好きいるのかしらと思いきや、いるんですねぇ(笑)。発売日が5月11日で、なんと一週間たつかたたないかのうちに手ぬぐいをゲットした方がいるんだってさ。


感心しちゃう、と言うかありがとうございます!期間は8月10日までなんで、まだまだ時間はあります。驚きなのは、落語協会の企画なのに落語芸術協会の興行でも使える(笑)。すいませんねぇ、芸協さん。よろしくお願いいたします。ポスターも二種類ありまして、各寄席の高座と香盤表。もちろんわたしの名前もありますヨ。是非是非この手ぬぐいを一人でも多くのお客さまに受け取ってもらいたい、皆が幸せになること間違いなしのお得なきっぷです。

シンゴジラ改めアンゴジラ?

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さてさて新二ツ目の殿(しんがり)は林家あんこちゃん。女の子です。
しん平師匠のお弟子さんですが、お乳上は...もといお父上は林家時蔵師匠
しん平師匠より先輩です。どういうわけだかしん平師匠に入門。
なんと内弟子をやってました。

寝起きの顔が時蔵師匠にそっくりらしく師匠に挨拶されていたあんこちゃん(笑)。
しん平師匠の内弟子で女の子...ちょっと心配だったけど、どうにか無事に二ツ目に。
良かった良かった!

手ぬぐいのデザインはセンスの良い師匠任せ。

anko01.jpg


















anko04.jpg




さすがです!豆マメ豆マメ豆マメ豆マメ........................。
豆だらけぇ~っ!名前にちなんだあんこの材料、あずきです。あ
ずきをモチーフにおめでたい枡と『林家あんこ』の名前の脇にはあんこ椿。使
いやすそうだねぇ。
名前を書いてくださったのは誰?

「椿の名所伊豆大島で落語会をやりたくて出向いた時に知り合った大島のイラストレーターの方に名入れをお願いしたのですが、出来上がりを見た師匠が『俺の方が上手い!』と言い出し急遽師匠に書いていただきました(笑)。申し訳ないので畳紙の『寿』はその方のものを使いました」...うーん、しん平師匠らしいエピソードっす(笑)。

ankotato.jpg

「前座の頃に見ていた高座からの景色とは違っていて、やはり二ツ目になると緊張します。今後は師匠のような明るい芸人を目指して、ジャンルを問わず色々なことに挑戦したいと思います。『やっぱりしん平の弟子だね』と言われるようになりたいです。披露目中にお家芸の骸骨かっぽれ、ゴジラかっぽれを披露したいと思っています」とあんこちゃん。

もうすでにゴジラかっぽれを踊っているようです。

御披露目は始まったばかり。そして貴女の噺家人生はまだまだ続きますよぉ~っ!

しん平師匠直伝のゴジラかっぽれ、骸骨かっぽれを観たい!
という方は落語協会ホームページであんこちゃん出演情報を調べてネ!




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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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