どんな柄だっけ?

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噺家の中で現在『五明樓』の亭号はわたしひとりです。なのでよくお客さんから「どちらのご一門ですか?」と聞かれます。するとわたしは「小朝の弟子です」と答えます。「じゃあ何故『春風亭』ではないのですか?」と聞かれ「話せば長くなりますが...」と言う会話を何度、いや何十回したことか...(笑)。

大師匠は五代目春風亭柳朝で大師匠の師匠(何て言うんだろ?)が八代目林家正蔵、のちの彦六です。八代目正蔵は根岸(七代目正蔵師匠、初代三平師匠のお父様)から一代限りでお借りした名前なので、一門は真打昇進時に違う亭号を付けました。

まあ、いろいろあってそのまんまの方もおりますが...。で、大師匠の二ツ目時代の名前が林家照蔵。真打になるとき名前の候補に大名跡『五明樓玉輔』があったそうです。いろいろあって(笑)春風亭柳朝を襲名。この話を知っていたうちの師匠がわたしが真打に昇進する際に「『玉輔』は大きすぎるから『玉の助(輔)』にしよう」と玉輔師匠のご遺族にお願いしてこの名前になりました。『たまのすけ』は玉輔師匠の息子さんがつけていたもので、本来は『輔』の字が『助』でした。と、まあいろいろありましたがこんなところです。

ですから八代目正蔵一門ということはわたしと木久扇師匠も同門です。九月に師匠の名前『橘家文蔵』を襲名する文左衛門さんも一門。

で、今回の手ぬぐいは笑点でピンクの着物でおなじみの三遊亭好楽師匠。実は好楽師匠も一門なのです。八代目のお弟子さんで以前は林家九蔵を名乗っていました。師匠没後、先代圓楽師匠門下に移りました。しかし柳朝師匠に可愛がられていたので、師匠が倒れてからもご家族でよくお見舞いに来てくださいました。

...息子さん(王楽さん)はぜんぜん見かけなかったけど(笑)。そんな関係でわたしの結婚披露宴や真打披露の際にもご挨拶をお願いし、快く引き受けてくださいました。

手ぬぐいです。今年のお正月に交換させていただいたもので、師匠のイメージカラーのピンクっす!白地に鮮やかなピンクの格子。好楽師匠御夫妻がお仲人された御夫婦がデザイン事務所を経営されていて、その奥さまのデザインだそうです。ちなみにこの御夫妻が師匠の娘さんのお仲人をしたそうです。

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好「ああ手ぬぐい、どんどん出しちゃって。10本くらい(笑)」
玉「そんなに無いんで(笑)。今年のお正月に...」
「正月?...今年のやつね。どんなんだっけ?」
「ピンクの格子の手ぬぐいです」
「ああ、あれね。うーん、覚えてない(笑)」
「...わかりました。じゃあ適当に書いておきます」
「頼むね。そう言えばありがとな、応援してくれて」
「残念でしたね」
「うん、楽屋の皆さんによろしく」
「了解しました」

手ぬぐいの話はこんなところで(笑)。応援というのは師匠のお孫さんが高校野球東東京大会決勝で惜しくも敗れた東亜学園のチアリーダーだったので楽屋の仲間で声援していたという話。お孫さんは女子高生です!

2013年に自宅に開設した『池之端しのぶ亭』にも何度か出演させていただきましたが、毎回満員御礼。そして入りきれないお客さんは二階の師匠のリビングでお酒を呑んでる(笑)。お友だちが多いのも師匠の人柄です!

まあ、わたしが出るのはお正月かゴールデンウィークなので普段の入りはわかりませんが(笑)。また、よろしくお願いいたします。うちが近いのでいつでも出ますヨ!

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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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