2016年4月 1日アーカイブ

テクニシャンなんです!

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3月21日からはじまりました落語協会新真打披露興行。

わたしも一応理事なので交互で口上の司会をやらせていただいております。今回のわたしの初出番は3月23日の林家たけ平くんの御披露目。

本来の出演時間は20時で口上のあと。しかし、この日は18時30分上がりでした。一席終えたあとに事件発生!口上用の黒紋付に着替えようと風呂敷包みを開けて驚いた。普段の高座用の着物と色紋付の羽織。

あちゃぁ~っ、間違えて持ってきちゃった!ちゃんと前日に黒紋付袴を支度してあったのにぃ~っ。馬風師匠、市馬会長、正蔵副会長、そしてその日口上に上がるうちの師匠(小朝ね)に「すいません、黒紋付忘れましたぁ!すぐに取ってきます!」と告げて、うちまで猛ダッシュ(笑)。近いっていいね、わたしの出番のあとに上がったら紙切りの正楽師匠の高座がちょうど終わった時に戻れました。新宿だったらと思うと青ざめです。

口上でうちの師匠がいきなり「たけ平くんというと思い出すのがわたしの九州の独演会です。前座で連れて行ったとき、ホテルにデリヘル嬢をよんだんですね。そうしたらその娘が昼間の独演会に来てたらしいんですよ。当然、たけ平くんの噺も聞いていて『さっきの落語は70点だったけど夜は100点ね』。彼はテクニシャンなんです」。
隣でたけ平くんが滝のような汗をかいていた(笑)。

そんなたけ平くんの手ぬぐいはもちろん『竹』。竹は節があって、その節目節目で真っ直ぐに伸びるということでたいへん縁起の良い柄です。

takehei2016.jpg
「寄席文字の橘右之吉師匠に全てお願いいたしました。たけ平だけに『竹』でして、もう『たけ平』=『竹』を徹底していきお客さまに竹と言ったらたけ平だと思っていただけるようがんばります」

畳紙の『壽』はおばあちゃん、『林家たけ平』はおじいちゃんが書いたもの。たしか以前の手ぬぐいのときもそうだったねぇ。

takeheitatoo.JPG

「亡くなったあとでも残るかなぁ、と思って」という理由なんだって。優しいお孫さんです。このおじいちゃん、おばあちゃんが23日の御披露目に来てた。口上を聞いて悲しんだろうね(笑)。


「寄席のどんな出番に上がってもお客さまのご負担にならないような明るい高座をがんばります!」

たけ平くんの末広亭の御披露目は4月1日と9日です。がんばってネっ!

コチラもよろしくです。





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