2016年1月アーカイブ

ウコンの力

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先日Facebookで紹介させていただきましたが、寄席文字橘流新年会に顔を出しました。右楽師匠からのお誘いで伺ったのですが、予想を遥かに超える規模でびっくり。左近師匠を筆頭に一門がほぼ勢揃い。寄席文字勉強会の生徒さんたちとの新年の集まりでした。

毎年課題が出るそうで、今年は生徒さんたちが勝手に(笑)噺家の手ぬぐいをデザインして発表していました。コレが実に面白い。手ぬぐい大の模造紙に描いていて、実際には手ぬぐいには出来ないものもありましたが秀作揃い。

わたしが参考にしたいものもあり、当人に知らせてデザインを変えたら?と思わせる作品まで。かなり楽しませていただきました。ありがとうございました。



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ステキすてき!手ぬぐいになりそうでしょ?


昨年暮れ、右楽師匠から『橘右近コレクション 手拭』をいただきました。多岐にわたって蒐集家でいらっしゃった右近師匠のコレクションの中から手ぬぐいを集めたものです。厳選された180本の手ぬぐいは、珍しいものもたくさんあり興味深いものでした。寄席文字勉強会の生徒さんたちにも今回の参考にと配られたようです。

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中には小三治師匠の二ツ目時代のものまで。
『三』と『G』で『さん治』だって!その隣は上方の松鶴師匠のもの。



今回の手ぬぐいは『橘右近 十三回忌追善 昭和の寄席 記念手ぬぐい』です。

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末広亭で2007年に行われた右近師匠十三回忌追善興行の記念手ぬぐい。いっぱいに書かれたいろはの寄席文字と『橘右近』。圧倒されますねぇ。わたしは芝居文字や相撲字などの江戸文字と比べても寄席文字が一番美しいと思っております!その美しさの塊...ちょいと大袈裟(笑)...真似のできない手ぬぐいです。

...ん?亡くなられている右近師匠が生前に書いたもの?...右橘師匠に尋ねてみると「字はすべて師匠のものです。手本用に書いてくれたものに、そのままだと締まらないので私がフリーハンドで筆で縦線を引いて師匠の千社札を拡大してかぶせたものです」
...ふむふむ、なるほど。まさに寄席文字のお手本の手ぬぐいですねぇ~。

右橘師匠は小遊三師匠のマネージメントを勤める大有企画の代表で、鈴本演芸場のめくりを書かれています。コチラは右橘師匠の手ぬぐい。

「三遊亭一門の一件(落語協会分裂騒動)で事務方になったいきさつがあり、圓生一門の三つ組橘が縁深いので『光琳の枝付橘』を紋帳で見つけて、名前を貰った時から使っています。木札は鳶の消し札とも下足札とも取れるようなオリジナルにしてあります」

色は母校である青山学院のスクールカラーだそうです(笑)。恐れ入りました。


【橘 右近(1903ー1995)】
東京芝浜松町で生まれる。十七歳で浪曲吉川小龍に入門。その後、落語家に転身、三代目柳家つばめ門下に。二ツ目時代、神田立花演芸場の楽屋主任と寄席の看板を書くようにとの誘いがあり、好きな高座への未練を断って廃業。当時、ビラ字と呼ばれていた寄席の伝統的書体に工夫を重ね、自身のスタイルを確立させて『寄席文字』と命名。1965年八代目桂文楽の薦めで『橘流寄席文字家元』となり、多くの後継者を育てる。九十一歳、肺炎で死去。

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右近師匠の著者『寄席文字字典』。
字典てのがいいでしょ?昭和55年初版一刷です。
3,500円は高いねぇ(笑)。


右近師匠のセンスと努力で生まれた寄席文字。われわれはこれからもずーっとお世話になるものです。今後ともよろしくお願いいたします!

あっ、それと24日(日)早起き、もしくは夜更かししてAM5:15~NHK演芸図鑑を観てちょうだいねぇ~っ!

待ちに待った『第五回噺家の手ぬぐい大賞』の発表がやってまいりました。

今年は例年にない投票数でありがたい次第でございます。ちょっと投票が少なかったのでノミネートされていた手ぬぐいの当人に呼びかけを頼んだところ、来るわ来るわの大盛況!
組織票大歓迎の手ぬぐい大賞です(笑)。

では、さっそくまいりましょう!

【第5位】
林家つる子
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いやぁ、残念!惜しくも大賞なりませんでした。わたしも可愛い可愛いつる子ちゃんに一票いれたんだけどね(笑)。まあ、講談社主催ミスIDで『I♥JAPAN賞』獲ったから良しとしましょう!

【第4位】
五明樓玉の輔

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あらら、またダメですか?なかなか評判も良く、女の子受けしてたんだけどなぁ~。生きてるうちに一度は獲りたいとは思っているんですけど...。

【第3位】
三遊亭鬼丸

onimarunew0001.jpgのサムネール画像
FM NACK5『ゴゴモンズ』のパーソナリティーの鬼丸クン。番組内で呼びかけて、その当初は票がドドドドっと入りました。独走かと思われましたが、そこで止まってしまいました。詰めが甘いヨ(笑)。

【第2位】
林家なな子


nanako000.jpg春亭右乃香さんデザインの手ぬぐい。惜しいねぇ~っ、もうちょいでしたがねぇ。なな子ちゃんもかなり宣伝したらしく、例年なら大賞間違いない得票数でしたが...。



【第五回噺家の手ぬぐい大賞】
林家あずみ


azumi001.jpgいやぁ、驚きの大量得票となりました。締め切り数日前までなな子ちゃんとの差は僅か。この話をあずみちゃんにすると「ええ~、じゃあもう締め切ってください!」とわがままを言い出す始末。その後、当人が呼びかけてどばーっと組織票(笑)。最終的には圧勝でした。おめでとうございます。
賞状とわたしから熱~いキス......いらない?あっそ(笑)。




何枚か撮った中で一番いやらしい顔のあずみちゃん(笑)。
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この授賞式の模様が、なななんと2月13日(土)21時~テレビ東京『アド街ック天国』で放送されます!まあ、どれくらい流れるかわからないけど、とにかく観てちょうだい。

では、あずみちゃんの受賞コメントです。

この度は手ぬぐい大賞を受賞させて下さり誠にありがとうございます。
皆様が票を入れて下さいましたおかげでございます。

師匠たい平が愛情込めて描いてくれました手ぬぐいの為、何としても大賞がほしかったので、嬉しさで胸がいっぱいです。

三味線漫談家になってからの初めての賞が手ぬぐい大賞という事が更に嬉しいです。

芸道精進し魅力的な芸が出来ますよう努めます。今後とも何卒宜しくお願いいたします!

この手ぬぐいをデザインしたあずみちゃんの師匠、林家たい平さんから一言。

「たいへん光栄に思っております。師弟共同作業により受賞することができました。ありがとうございます。あずみにとって初めての手ぬぐいだったので一生懸命描きました。あずみを今後ともよろしくお願いいたします」

くぅ~っ、泣かせるねぇ。でも、組織票がなくても大賞に値する素敵な手ぬぐいだと思います!たい平さん、あずみちゃんの今後はわたしにまかせて(笑)!
ちょうど2月13日のアド街のスタジオゲストにたい平さんが出るのでちょうど良かった。...やらせじゃあないヨ!

では、2016年玉の輔手ぬぐい当選者発表です!

・宮崎明菜さん「ピンクと水色がカワイイので玉の輔師匠に一票。玉の輔師匠とはなしかが大好きです」はい、わたしも貴方が大好きです!
・清水衛さん「ゴゴモンズリスナーによる組織票でした」鬼丸クンに入れたのね(笑)。
・稲田正史さん「NACK5で情報を聞き、初めてアクセスしました。わたしにとっての噺家の手ぬぐい大賞は断然エントリーNo.6林家あずみです」...あらら、鬼丸には入れないのね(笑)。
・井上強さん「師匠連の手ぬぐいも確かにいいのですが、つる子ちゃんの可愛さには...。わたし、市馬師匠と同じ年のおじさんですから」ごもっとも(笑)‼
・中舘かおりさん「馬治師匠に投票いたします。理由は馬治師匠が一番好きだし、手ぬぐいも一番カッコイイ!」...あらそうですか!悔しいので手ぬぐいあげます!
・量産型ザク横道千穂子さん「年末風物詩のこの企画は楽しみの反面、一年経つのがあっという間でびっくりしますね。最近は急に寒くなってきたので、玉の輔さんもスタッフの方もお体ご自愛ください」お気遣いありがとうございます。風物詩なんて、なんか嬉しいなぁ。

・Setsuko Nishimiyaさん
・常磐久人さん
・塚越葵絵さん
・松下月子さん
以上、十名様おめでとうございました!

1月24日(日)NHKテレビ『演芸図鑑』にわたくし玉の輔が出演します!一席演ってますヨ。観てください、とってもとっても朝早いけど...。
放送時間は早朝5時15分からです、わぁ~、早っ!

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管理人よりご当選の皆様へ。

ご当選された皆様には、管理人より確認メール・メッセージを送らせていただきます。
facebookの方にはメッセンジャーでお知らせ致します。

mailの方→hanashikanotenugui@gmail.comの受け取りをお願いします(拒否される場合がございますので、登録解除をお願い致します)
facebookの方→「その他」ボックスのメッセージ確認をお願い致します。

どちらも、手ぬぐいの送り先ご住所を問い合わせ致しますので、御対応をお願い致します。
(既にご住所お知らせいただいている場合はその旨記載致しますので、手ぬぐいの到着をお待ちください)



謹賀新年ッス!

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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


はい、今年も明けましたねぇ~っ。なんと2016年です。2000年問題なんて出来事があってから16年もたつんですヨ。西暦2000年になるとコンピューターが誤作動するとかなんとかって問題だったような...。ちょっと調べてみたら2038年にも同じようなことが起きるらしい。

全くもってわからないことなんでコメントしようがない。だいたい生きてるかどうかもわからないし...(笑)。まあ、とにかく年が明けました!今年も『噺家の手ぬぐい』、玉の輔、そしてFacebookをよろしくお願いいたします。

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LOVE&PEACE  一富士 二鷹 三茄子

『愛と平和』...12月に胸に大きくLOVEと書いてあるものとPEACEと二枚、セーターを買いました。気に入ったので書いてみました。そして『一富士二鷹三茄子』。初夢で見ると縁起が良いとされるものです。諸説あるけど...って、調べてみるとホントたくさんあるねぇ~っ!しかも、あんまり縁起の良くないものまで(笑)。でもとにかくおめでたいってことで書きました!
今年も皆さまに幸せが訪れますように。

さてさて、2016年初席号はもちろんわたくし玉の輔の手ぬぐいです!

今年はコレ!

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足袋と雪駄と...さて、何でしょうか?

うーん、壺?.........(ロケット団三浦風の間).........正解!壺でーす。足袋や雪駄は壺にしまっておくと足のツボに良いと言われています。疲れにくくなるし、女性の方は脚が綺麗になるという...。良いことづくめッス!皆さま、足袋と雪駄は壺にしまいましょう。実はわたくし幸せになる壺を安価で販売しております!...って、新興宗教かっ!!

お正月早々申し訳ございません。全部ウソっぱちです。足袋も雪駄も壺にしまっても幸福は訪れないし、もちろんわたくしは壺なんか売っておりません。真面目に読んだ方、心よりお詫び申し上げます。

壺に見えるものは実は足袋の鞐(こはぜ・『小鉤』とも書きます)です。事前に手ぬぐいを見せた方、ほぼ全員が「足袋と雪駄と......壺?」と答えました。それと暮れのテレビ番組で往年の女性アイドルの合同結婚式の様子が流れてたのでついこのような駄法螺を吹いてしまいました(笑)。足袋も雪駄も、そして壺に見える鞐も切り絵。どう見ても鞐には見えない?うーん、鞐だと思ってください!もちろんわたくしが切りましたヨ。ひとつだけ素足があるのがわかりますか?

この手ぬぐいのコンセプトは「今年こそ地に足着けて頑張る!」です。

...ホントはこの原稿を書きながら考えたんだけどネ(笑)。我ながら上手くまとまりました。ちょうど良いので今年は地に足着けて頑張ります!

1月4日はわたしの誕生日、○0歳だぁ~っ!こわっ(笑)。

今年もお手柔らかにぃ~っ!





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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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