目標はビザ?

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根多帳のお話。

今さらながらですが『ねたちょう』と読みます。立前座と呼ばれるその日寄席にいる一番先輩の前座が楽屋で演者のネタを記録しておく帳面のことです。初めて書いた時は緊張したなぁ。各寄席によって出演者の数が違うのでバランスを考えながらつけます。端の演者を大きく書くとトリの師匠が小さくなっちゃう。大しくじりです。まあ、前座も長いことやってると上手くバランスがとれてくものです。

で、こちらの根多帳です。

DSC_0002.JPG
あらら、トリの一朝師匠が読めない(笑)。10月31日、明日っから二ツ目になろうかという林家扇兵衛クンの書いたものです。うーん.........まあ、こういう前座もなかにはいる(笑)。

木久扇師匠に入門して楽屋に入りたての頃は、ちょっと驚きました。あれっ、コイツ大丈夫?高見盛と山下清を足して2で割った感じ(笑)。しかし、楽屋ってとこは人間を成長させてくれる。なんとかなるもんだね。扇兵衛クンもなんとかなっちゃいました?

手ぬぐいは一門おなじみの木久扇師匠の画。

senbei001.jpg
「絵柄の意味は相撲取りは私で、その私が鯛をさばいておめでたいをかけた絵になっております。 
  二ツ目の内定が決まってからしばらくして師匠に手拭いの絵をお願いしたのですが、なかなか書いてくださらなかったので挨拶回りまでに間に合うかとすごく焦りました。 
  しくじりは数えきれないほどあります、一番印象に残っているエピソードは、披露目で師匠の袴を忘れた事、根多帳のペース配分と字を間違えた事などです。
  一つの事にばかりこだわらず、色んな事に挑戦していきたいです。まずは頑張ってビザを取って大好きなヨーロッパに行って見聞を広めたり、持ちネタを増やしたいです。
  是非落語界の高見盛をよろしくお願い致します」(本人)


根多帳のことは自分でもわかってるんだネ。
うーん、ヨーロッパねぇ?その前にやることたくさんあるんじゃねぇ?最後まで扇兵衛ワールド全開。まあ、あなたならなんとかなっちゃうかもしれないね(笑)。

ちなみに扇兵衛クン、二ツ目の高座でも前座の癖が抜けずに座布団をひっくり返してるそうです(笑)。

さてさて、一年というのは早いもんで今年もアレの季節がやってまいりました。ん?...アレといったら恒例のアレですヨ、アレ!いよいよ次回から三回に渡ってアレ、やります!

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