2015年7月21日アーカイブ

『ギンギラギンにさりげなく』

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四月の話なんで少し前になりますが呼んでいただいた長崎『もってこーい寄席』。十五年以上続く落語会です。その時ご一緒させていただいたのが上方の桂雀々兄さん。今は大阪を離れ東京に拠点をおろして活躍しています。

落語芸術協会には鶴光師匠がいらっしゃる関係なのか、上方枠の出番があってそちらにもよく出演しています。わたしはあんまり上方の噺家と接点がなく、しかも別れたかみさんが大阪人だったため関西恐怖症(笑)。しかし、たいへん気さくなお兄さんでその晩はふたりで飲み明かしました(笑)。

その時にいただいた手ぬぐいを紹介いたします。
このブログでは文枝襲名手ぬぐい以来かなぁ、上方は?

とにかくポップな手ぬぐいです!デザインは染色作家 羽田登喜(はたとき)さんによるもの。登喜さんのお祖父さまは重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の羽田登喜男さん。

自慢じゃあないけどわたしも人間国宝のお孫さんを三人知ってます!清元の清元志寿太夫さんのお孫さんは高校のサッカー部の先輩、長唄の芳村五郎治さんのお孫さんもよーく知ってる女性。もう一人は柳家花緑のおじいちゃん(笑)。

...そんなことはさておき、手ぬぐい手ぬぐい。雀々兄さんは登喜さんとは古いお付き合いで手ぬぐいをこしらえる時にお願いしたそうです。三つのデザインのうちのひとつがコレ。

jakjak003.jpg

可愛いねぇ!二羽の雀と四つのハートが一筆書で繋がってる。よーくみると『Jak 2』になってるのがわかる?『じゃくじゃく』だよ!
派手な手ぬぐいの中にさりげなく名前入り!
まさしく『ギンギラギンにさりげなく』だね!?

IMG_4499.JPG

長崎の寄席では手ぬぐい展をさせていただいた関係で販売をしました。雀々兄さんの手ぬぐいの方がたくさん売れたのが悔しい~っ(笑)。畳紙が素敵なんで仕方ないね。

また、よろしくお願いいたします。



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7月10日、2011年から闘病中だった入船亭扇橋師匠が亡くなりました。

師匠は誰にも真似できない独特の味わいのある落語でお客さまを楽しませてくださいました。高座に上がり座布団に座ったとたんに繰り広げられる扇橋落語は師匠でしか表現できない世界。

また、楽屋ではいつも煙草を燻らせ高座とは別の一面をみせてくれました。先代小せん師匠とのやり取りは楽しかったなぁ。
お客さまにがびっくりするような言葉を発したり...
もちろん文章には書けません(笑)。

また俳人としても有名な師匠で、東京やなぎ句会の宗匠。
メンバーには故桂米朝師匠をはじめ永六輔さん、加藤武さん、そして小三治師匠他そうそうたる方々です。俳号は光石。

手ぬぐいは師匠の句と画でした。

DSC_4633.jpg
享年84歳。
...ということはわたしが入門した時は54歳かぁ~。
老けてたなぁ(笑)。...貫禄です!

合掌。




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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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