2015年4月21日アーカイブ

芸術協会でもはじまります!

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我々落語協会の真打昇進披露興行はいよいよ佳境、この池袋の芝居と国立演芸場を残すのみとなりました。

そして、芸術協会でも新しい真打が誕生いたします。アチラは三人。うち二人には御披露目前に不幸がありましたが、ガンバっていただきたいものです!

まずは春風亭笑松改め小柳さん。小柳枝師匠のお弟子さんです。

「デザインは造形作家でNHK!の人形劇『プリンプリン物語』の人形を製作なさった友永詔三(ともながあきみつ)先生です。

koryu000.jpg

名前の『柳』と日本一の『富士山』。太陽(先輩)が見守ってくれているというデザインです。全て先生におまかせしました。原本は版画でいただいたのでうまく染められるか心配でしたが、立派に作っていただけました。」(本人)

そういう意味なのね。

「自分もお客様も楽しめるような落語を演りたいです」...そうだねぇ、演りたいねぇ。日本大学文理学部落研出身は一昨年亡くなった古今亭志ん馬兄さんの後輩。ガンバってください。


今年3月7日、初代三笑亭夢丸師匠が中咽頭癌のためお亡くなりになりました。この春、お弟子さん二人が真打ちに昇進する矢先の出来事でした。

朝夢さんは小夢に、夢吉さんは師匠の名前、二代目夢丸を襲名いたします。今年に入って夢吉さんに自分の名前を譲り、前座時代の夢八を名乗ることを発表していました。
師匠がいない御披露目は苦労も多いでしょうが、ふたぁり手を合わせて乗りきってください。

では小夢さんの手ぬぐいから。

koyume000.jpg
「斜めの線は『コユメつなぎ』(?)、柄は山椒の実(=三笑亭)です。芸が山椒の実のようにたわわに実るよう、思いを込めました。左上に小さい夢(=小夢)の紋。写真を元にデザイン化しましたが山椒の実を描くのが難しかったです」(本人)

...自分で描いたんだぁ?見た目にはマメな人間には見えないけど(笑)、やるねぇ~!すごい、すごい。ご苦労さまでした。


夢吉改め二代目夢丸さんの手ぬぐいはデザインの仕事をしている同級生鈴木大輔さんによるもの。

yumemaru000.jpg
「二ツ目昇進の時『ゆ』『め』『き』『ち』で作ってもらったものが気に入っておりましたのでそのまま作り直してもらいました。生前に『夢丸』を継がせていただくことが決まり、てっきり師匠の手ぬぐいの型、粋な『吉原つなぎ』をいただけるのかなと勝手に打算しておりましたが、『自分のデザインを使え』と...。

二ツ目になった時『同業者に使ってもらえるような良い手ぬぐいを作れ!』と言われました。真打になりましても『同業者に使っていただけるような良い芸人』になりたいと思っております。そして、『三代目を継ぎたい!』と言われる名前にすることが目標であり、つとめたいと思っております」(本人)

泣 か せ る 話 や の う !!

芸術協会の御披露目情報はホームページよりご確認ください!
https://www.geikyo.com/index.php



あっ、最新情報があります。
五月下席池袋演芸場で、玉の輔昼の部主任です!
詳しくは次回のこのブログで。


kinjirusi20140621.jpg
「ええ、お願いがございます」
「通れぇ、いずれへ参る?」
「近藤様のお小屋へ通ります」
「何だ、その方は?」
「へい、手前向こう横丁の菓子屋でございます。
 近藤様にカステラのご注文にございます」

ー中略ー

「よいから持って参れ」
「ありがとうございます。...どっこいしょッ」
「...待て、待て菓子屋。いまその方、どっこいしょと申したな。
 カステラはさほど重い物ではないゾ」
「いえ、そのあたくしはなんでもどっこいしょが口癖なんで...。
 一服しようか、どっこいしょ。そら寝ようか、どっこいしょ」
「何を申しておる。いいからこれへ出せ、出さんか...油断も隙もならんな。
 重みがまるで違っておる。...控えておれ、中身を取り調べる。
 ...おっ、何だ、この徳利は?徳利の中に入るカステラがあるか!」
「それが、あのぉ~、今度手前どもの店で出来ました
 水カステラでございます」
「たわけたことを申すな!」


ご存知『禁酒番屋』の一部です。酒屋が酒をカステラと偽って屋敷に運ぶ場面。ひょんなことからばれて、とっさに水カステラと言ってしまう。

水カステラ?...実はあるんです!

DSC_mizukasutera.JPG
先日、長崎で16年続いている落語会『もってこーい寄席』に伺いました。ホントは客席に『玉ちゃん手ぬぐい展』なるものをやっていただいたのだけど、写真撮り忘れたぁ~(笑)。

その会でお客さんからいただいたのが『カステラサイダー』。...あるんだね、水カステラ(笑)。ちっこい瓶が二本入り。写真じゃあ、わかりにくいけど一本95ml。パッケージもカステラっぽいけど、見た目より重い。

もちろん「どっこいしょ」と言うほどではないけどネ。味は⁉
うーん、あんまりカステラっぽくないけど...かなり甘いネ。

やっぱりカステラはカステラを食べた方が良いネ(笑)。
話のタネには良いネ。この『玉金』にはもってこーいです。

長崎行ったら水カステラ...もとい、カステラサイダーいかが?




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