2014年11月11日アーカイブ

『アンニュイ』...ちょっと古い?

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【アンニュイ】とは?

けだるそうな、退屈そうな...という意味のフランス語なんだって。ふーん、フランス語なんだぁ、最近あんまり聞かないネ。『ennui』と書くんだってサ。辞書には「物憂い様」とある。心が晴れず、だるい様子。鬱っぽいという意味?!なんか、洒落た言葉だと思ってたけど、そうでもないみたい。でも、間違って伝わったのか、それとも雰囲気なのか、誉め言葉として使ってたよねぇ。

今回はこのアンニュイがよく似合う...もちろん誉め言葉ですよ、
柳家喜多八師匠の手ぬぐいを紹介。

夏の終わりだったかなぁ、鈴本演芸場の楽屋で

「あのさぁ、『手ぬぐい大賞』ってのやってんでしょ?あれ、今年頼むヨ!!新しい手ぬぐい作ったからさ、大賞、頼むヨ」
...と喜多八師匠。
「あ、ありがとうございます。でもアレ、ちゃんと投票してるんですよ。」
「えっ、そうなの?勝手にお前さんが決めてんのかと思ってた」
「そうじゃないんですよ。ちゃーんと厳正な投票で決めてんです」
「あーそ、じゃあ出来たら渡すから、大賞よろしく」
「...ハイ、よろしくお願いします」。

こんな会話から待つこと二カ月。喜多八師匠の手ぬぐいが完成しました!

柄は...和傘??

kitahachi01.jpg
デザインは装丁の仕事をしているブックデザイナーの白畠かおりさん。彼女とはわたしも何度かいっしょに呑んだことがあります。

ちょいとお話を聞いてみましょうかねぇ。

「柄を見ていただいておわかりの通り、一見古典柄のようでいて、よく見ると自転車の車輪のスポークなのです。『喜多八』なので八つの車輪があります。師匠からは何の注文もなく、好きにデザインして!ということで、最初にひらめいた柄をそのまま図案化しました。ファンにはお馴染み、喜多八師匠といえば自転車ですよね。ちゃんとママチャリの写真を参考にしてます。最初はタイヤ内側についてる空気を入れるポッチありますよね?アタマに黒いゴムがついてる突起。あれを付けてたんですね。師匠はそれを面白がってくれたんですが、できるだけ単純化したかったので、悩んだ末に取りました。師匠の落語のように古典的でありつつ、モダンな感じが出たかなぁ、と自分でもそうとう気に入っております」

白畠ちゃん、スゴくステキっ!!知らない人が見たら和傘だよね。自転車の車輪とは恐れ入りました。でも、空気入れも見たかったネ!

喜多八師匠は何処へ行くにも自転車通勤。お酒を呑むとそこへ置いてく(笑)。もう若くないんですからお酒も自転車もほどほどに...。

待ってました、アンニュイ(笑)!!

...誉め言葉ですよ、ホントに。

kinjirusi20140811.jpg
この回のこのコーナーはお知らせ二連発!!

まずはコチラから。

12月上席池袋演芸場でトリを取ります、主任です。夜の部で、休みはありません。偉いでしょ?人気者のさん喬師匠や花緑さんも出演。さん喬師匠は池袋で仲入りを勤めた後、末廣亭の主任へ。花緑さんもこのあと鈴本の主任です。軽く口慣らしの出番ですが(笑)、ふたりが揃って出演するのは池袋演芸場だけ!!来てちょうだいネ。あんまり演らない噺もやろうかなぁ...とも、考えてます。できるかなぁ(笑)。あと、埼玉県限定の人気者三遊亭鬼丸くんも何故か出ます。

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19849483_001.pdf ←こちらをクリックでダウンロード。

このチラシのコピーで割引あります!!

そして、もうひとつのお知らせ。

『第四回 噺家の手ぬぐい大賞』がいよいよ開催されます。喜多八師匠の紹介にもたびたび出てきた噺家の手ぬぐい大賞。楽屋では芸術選奨より欲しい、人間国宝になるより嬉しいと言われている賞で(笑)、年末の恒例行事です。2014年の手ぬぐいは今回の喜多八師匠でおしまい。次回からは今年の『噺家の手ぬぐい大賞』のエントリー作品を三回に分けて紹介していきます。投票方法などは11月下席号でお知らせいたします。

では、第一回から三回までの大賞を紹介。


【第一回受賞手ぬぐい 春風亭ぴっかり】
デザイン:五明樓玉の輔

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この時は投票無しで、独断と偏見で決めました(笑)。「当然の結果です。二色染めですからねぇ〜。手ぬぐい界の天下統一をします!」と相変わらずの天狗っぷりのぴっかりちゃん。受賞式には勝負パンツ(ピンクのティーバック)で来場。実行委員長(わたしネ)の熱い抱擁にパンツがぐしょぐしょでした......わたしの(笑)。



【第二回受賞手ぬぐい 入船亭小辰】
デザイン:とつかりょうこ
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もはやこのブログ常連のとつかりょうこさん。さすがのセンスで圧巻の手ぬぐいでした。受賞式の模様がスカパーの今は無き『寄席チャンネル』で放映されました。たまたま撮影にきていたんで撮ってもらっただけだけどネ(笑)。


【第三回受賞手ぬぐい 古今亭駒次】
デザイン:平山学
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コレはいいね!!11種類の電車が市松模様のように並んだデザイン。完璧なオタクです(笑)。「高座でお客様が手ぬぐいばかり見るので、もう少し噺を観てもらいたいです。」ちなみに駒次くんが一番好きな電車は池上線。...どうでもいいよっ、そんなこと!!



さて、今年はどの手ぬぐいが栄えある栄冠を勝ち取るのかワクワクドキドキ。自分の手ぬぐいもエントリーされてるしネ。そういえばまだこの賞を獲ってないんだ。どうか皆さん、清き一票をこの玉の輔にお願いいたします!!投票してくださった方の中から厳正な抽選(?)で2015年玉の輔手ぬぐいが当たります!...ということは玉の輔に一票入れた方が手ぬぐいを貰える...いやいや、あくまでも厳正な抽選ですから!

では次回っ、おっ楽しみにぃ〜!!




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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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