二十年目の謝罪?

| トラックバック(0)
あ一年ってホント早いねぇ〜、あっという間です。
大好きだった志ん馬兄さん(七代目)が亡くなってもうすぐ一年が経ちます。

10月5日(日)18時から浅草演芸ホール四階の東洋館で追善興行『古今亭志ん馬を偲ぶ会』が行われます。

志ん馬兄さんの日大文理学部出身の噺家やいっしょに前座時代を過ごした仲間が出演。思い出を語る座談会もあります。ここでは書けない暴露話がたくさん飛び出すこと間違いナシ(笑)。誰が止めるのかしら?もちろんわたしも出ます。みんな来てちょうだいネ。

shinba.jpg
で、今回は志ん馬兄さんの師匠、六代目古今亭志ん馬師匠の手ぬぐいです。
志ん馬師匠が亡くなったのが、1994年、今から二十年前でした。59歳だったんだあ?貫禄あったねぇ〜、あり過ぎだよ(笑)。楽屋ではいつも怒っていたイメージなのですが、わたしには優しかったなぁ〜。わたしの大師匠である先代柳朝に弟分のように可愛がられていたそうで、ウチの師匠や孫弟子にも良くしてくれました。

わたしが子供の頃は『お昼のワイドショー』のキャスターや二代目『意地悪ばあさん』で売れていた志ん馬師匠。

007shinba.jpg
手ぬぐいは真ん中に大きく『馬』。付けていた紋の『裏梅』にちなんで、馬の文字が梅の枝になってる。どなたの文字なのかははっきりしません、あしからず。『六代め』の平仮名がかわいいネ(笑)。渋い手ぬぐいです。

NEC_3739.JPG
昔の噺家の手ぬぐいの畳紙には、
『壽』ではなく『御手富貴(おてふき)』としてあるものも多い。



わたしには志ん馬師匠に謝らなくてはいけない出来事があります。

師匠が入院していたとき病院を公表していませんでした。ウチの師匠がいろいろ手を回して病院名はわかったけど病室の番号がわからない。「どうにかして調べて」と頼まれたわたし。当時二ツ目だった志ん次兄さん(七代目)もつかまらない。仕方なく病院に電話をしてみる。

「そちらに稲葉さんという方が入院しているはずですが病室の番号を教えていただけませんか?」「稲葉さんですね?少々お待ちください。」しばらくして「すいませんが稲葉さんという方はこちらには入院しておりません」「...そんなはずはないと思うんですがねぇ」「いや、おりませんので...」

仕方なく電話を切る。...あっ、いけねぇ〜。志ん馬師匠の本名は稲葉じゃなくて稲田だっ!慌てて病院にかけ直す。

「すいません、先ほど電話した者ですが稲葉さんじゃなくて稲田さんでした」「あ〜、稲田さんですね、少々お待ちください」。.........なかなか返事がない。部屋番号を調べるのにずい分時間がかかるなぁ〜。やっと出たかと思ったら志ん馬師匠の声で「もしもし、稲田ですが...」って、番号を聞
こうと思っただけなのに当人が出ちゃった(笑)

ヨレヨレの身体で電話口までやってきた志ん馬師匠。一瞬戸惑ったわたしでしたが、慌てて受話器をガシャン!!切っちゃった。師匠ごめんなさい。あのときの犯人はわたしです。


***お知らせ***

そういえば、お知らせ。26日(金)読売新聞の朝刊『和のかたち』に載ります。見てくださいネ!!




kinjirusi20140421.jpg
九月中席鈴本の主任が無事(?)に終了。ご来場くださいましたお客さま、ありがとうございました。御礼申し上げます。

この芝居のチラシでモデルになってくれたのがミヤマクワガタのくまおクン。ありがとネ!!

...実はこのくまおクン、初日の二日前に亡くなっておりました。亡くなる二、三日前から動きが鈍くなって大丈夫かなぁと思っていたら案の定、あの世に行ってしまいました。ミヤマクワガタは寿命が短く三〜四カ月とはわかっておりましたが、残念ながら一緒に初日を迎えることができませんでした。。

土に埋めてあげようかと考えましたが、とりあえず標本にしてみようと、セットを購入しました。『はじめてのかんたん昆虫標本セット』。子供の頃にやった標本セットとは違い、薬や針を使わないタイプ。苔と木で飾ります。

とりあえず、購入したセットの説明書通りに作ってみる。


NEC_3725.JPG
『大型外国産昆虫にも対応!』が謳い文句。
ケースのサイズはW210×D110×H70。けっこうデカい。
ヘラクレスオオカブトムシってそんなに大きいの!?

NEC_3726.JPG
まずは標本液Aに三日間漬ける。ゴキブリみたい(笑)。

NEC_3727.JPG
続いて標本液Bにも三日。あっ、脚が取れちゃってるぅ〜!

NEC_3733.JPG
B液から取り出してティッシュで水切り。
死後硬直で固まってる。ホントに標本に出来る?

NEC_3735.JPG
陰干しして丸二日。説明書によると
「付属のスポンジとピンセットを使いスポンジにツメを
引っ掛けながら型を整え...」...って、ホントかよぉ??
予想通り、脚がポキンポキッと折れる!
あ〜、くまおぉ〜っ!!

NEC_3738.JPG
セットの苔と木の皮を使って飾ります!!

NEC_3737.JPG
付属のケースはかなり大きいので、
手頃なプラスチックのケースに収められたらくまおクン。
どう、脚が四本折れてるようには見えないでしょ?



かわいそうなことをしたけど、ありがとなぁ、くまお!!キミは永遠に不滅です!

......合掌。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://lascaux.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/213




月別 アーカイブ

リンク

  • 購読する このブログを購読
  • ケータイからも見られるようになりました!
    以下のQRコードからアクセスしてください。
    QR
    tamanosuke
【コメントに関する注意事項】
公序良俗に反するもの、誹謗、中傷にあたるものなど、編集部にて不適切だと判断したものに関しましては、予告無く削除する場合もありますので何卒ご了承ください。
五明楼玉の輔,(有)ラスコー
本ページの記事、画像の無断転載を禁じます。