2012年8月 1日アーカイブ

同級生です。

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8月9日()、わたくし五明樓玉の輔が怪談噺を演ります()

自分で『()』ってのもなんだけど、演るんです!


ふた月ちょっと前だったかなぁ、電話がきて「怪談噺って演る?」って聞かれて

「ああ~怪談噺ねぇ、『お札はがし』とか『豊志賀』とか演ったことはあるけど、

  もうずいぶん前だから忘れちゃったぁ。」

「じゃあ、思い出して演ってヨ!ちっちゃな会場の会なんだけど...。」

......うーん、わかったよぉ~。」

「よろしく。」

「はいよぉ~。」


と簡単に二つ返事で受け合ったものの、八月アタマは圓朝まつりの準備やなんかで忙しい。あー大変たいへん、どうしましょ!...って、ちょっと軽いね()。あんまり困ってないようだけどホントはちょっと困ってました。だけど仕事なんでがんばりましょう、と稽古に取りかかる。とりあえず、『お札はがし』と『豊志賀の死』のノートをさがす。


われわれ噺家は先輩から稽古してもらったテープ(古いネ)をノートにおこすのです。すぐにそのノートはみつかった。たまにあるはずのノートが無いことがあるので存在を確認して一安心。

ふたつのノートをパラパラってめくる。


うーん、どっち演ろ?...どちらにしようかな天の神様の言う通り...で、『豊志賀』に決定()!ホントはそんなことはないけど、わたしの頭の中では『豊志賀』を演ろ、と思ってた。

そしたらだねぇ~、会のチラシが送られてきて驚いた()


「怪談噺『牡丹燈籠』より 五明樓玉の輔」


...だって!...あれっ、たしか『豊志賀』って『真景累ケ淵』だよねぇ?

ということは『牡丹燈籠』じゃない!こりゃまた失礼しましたぁ~!

...ってんで『お札はがし』を演ります()

ただ今、一生懸命稽古中!!



【だだらくご】

8月9日()

18時30分開場 19時開演

怪談噺『牡丹燈籠』より

出演 五明樓玉の輔 春風亭一力

料金 2,100円(打ち上げでワンドリンク付)

代々木『DADA  CAFE』

渋谷区千駄ヶ谷5-23-10

代々木駅東口徒歩二分

03-3350-2245

予約 dadacafe@RELIGARE.biz

件名を「だだらくご」として、お名前・連絡先・人数をお知らせください。



以上、お知らせでしたぁ~!興味ある方はご来場くださいねぇ。


さてさて今回の手ぬぐいは、このわたしに怪談噺を依頼した張本人です()

寄席文字の春亭右乃香さん。


わたしは『左和ちゃん』と呼んでます。

右乃香さんこと左和ちゃんはわたしと同級生の34歳で、昔からよく知っている仲。わたしが前座時代、名村左和さんは早稲田大学の落語研究会に在籍していてよく若手の会に来て打ち上げにも参加していました。聞くところによると早稲田の落研は落語を演るのではなく、元々は落語を観る集まりだそうで左和ちゃんもホントよく観にきてました。最近はこの落研も桃月庵白酒、柳家甚語楼、古今亭菊太楼と噺家になる輩もおりますが...()

で、早稲田の学生だった左和ちゃんは一応就職したのですが、落研時代から習っていた寄席文字に魅入られてとうとう職業にしてしまったのです!平成6年『橘右乃香』の名前を家元橘右近師匠から許されて、師匠が亡くなった後、平成13年橘流から独立して『春亭右乃香』に改名して頑張ってます。毎日文化センターで寄席文字教室も開いてます。


わたしはずーっと左和ちゃんと呼んでるので今でも「左和ちゃん」で、左和ちゃんも「あさ市さん」と前座時代の名前で呼んでる()。そんな関係で、千社札などなど右乃香さんに頼んでいます。わたしが真打披露の時の口上書き、高座に飾った後ろ幕、今でも使っているのぼり、みんなお願いしてます。これからも頼みます。


そんな右乃香さん、改名した時に手ぬぐいを染めました!その手ぬぐいがコチラ。


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大好きな林家正楽師匠に「手ぬぐいに使いたいので何か切ってもらえませんか?」とお願いしたところ快く切っていただいたのが、梅の前で筆を持った女性、右乃香さんです。ぼかしも素敵!アクセントに入った縞もセンスが良い。手ぬぐい全体のバランスも好きです!もちろん名前は自分で書いてます(当たり前だねぇ)



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一番最初に染めた時の畳紙は和紙に木版刷。橘の花をちょっと変えて熨斗っぽく入れてます。




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現在使っている畳紙は『寿』の文字が篆書。

これも良いねぇ~。右乃香エキスのたくさん詰まった手ぬぐいです!


これで「怪談噺演ってヨ!」なんて言わなきゃぁいい女なのにネ()


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千社札は『春風亭あさ市』時代から右乃香さんに頼んでいます。

妹弟子のぴっかりちゃんもネ。


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春亭右乃香著『寄席文字手ならい帖』グラフィック社1,800円(税別)

お洒落で可愛い本です。

わたしも「ちょっといい噺 寄席文字とわたし」っていうコーナーに

エピソードを書いてます。



NEC_1349.jpg

コラム「落款(らっかん)印の魅力」にはわたしがプレゼントした

『香』の落款も紹介されているのであります。





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いやー、暑いっすねぇ~。


いま汗だくになりながらこの原稿を書いています。毎年この時期はホント忙しい!

なんたって、今年もやって来ました圓朝まつり、ですからねぇ。8月5日()に迫ってまいりました。追い込み準備で大忙し!今回は、去年までと場所が代わって、新しい圓朝まつりの第一回って感じです。代わるったって今までの谷中全生庵のすぐ近所、初音の森。台東区の防災広場なんで広い広い!これまでのような混雑の心配なし。是非ともご来場ください。詳しくは落語協会ホームページをご覧ください。


さて、わたくしは例年通り『ハルベル堂』というブロマイドと圓朝お宝くじ付き2012年版玉の輔手ぬぐいの店



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ご覧の通り、部屋中ゴチャゴチャ。あ~忙しい忙しい!何故か野球のボールが()



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ロマイドは落語協会会長柳家小三治師匠からこの秋から二ツ目に昇進する前座の入船亭辰じんクンまで


もちろん、色物の先生方も網羅して盛りだくさん!駄菓子屋のくじみたいに袋に入っているので誰が出るかわからない、ハラハラドキドキのお楽しみブロマイドです。


一枚100円。なんと驚くことに一人で200枚買うバカ...いや、ステキな方もいます。今年もよろしくお願いします。



手ぬぐいは今年染めた

グッチに真似された柄のモノ()

限定150本なんでお早めに。













あと、昨年復興支援のために作った柳生真吾さんプロデュース、

玉の輔デザインの手ぬぐいも販売します。


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もう、寄付はしませんが販売します()

1,500円で売っておりましたが、当日は大特価1,000円!

早い話、ちょっと売れ残っちゃったのね()。こちらも早い者勝ち。


手ぬぐいをお買い上げいただいた方には圓朝グッズ、『玉の輔のありがたい言葉』がついてます。


そして、今年は『はなしか』グッズの店も出店します。お馴染みの手ぬぐい、ステッカー、ストラップのほか圓朝まつり限定品も販売。そちらもお楽しみに。


ではこれから暑い夜長、準備に励みます。


来年からはもっと早めに用意しよ、っと。






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五明楼玉の輔,(有)ラスコー
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