凄いおじいちゃんの孫(笑)

| コメント(2) | トラックバック(0)
新色完成!

20110521_gien01.jpg
20110521_blue.jpg


























20110521_green.jpg
20110521_pink.jpg


























『がんばろう日本。』手ぬぐい、おNEWが出来上がりましたぁ~。三色共明るめで女の子向けぇ~。もろちん...?...もちろん男性も買ってください。よろしくお願いします。
残念ながら今回はこのブログでの販売はいたしません。手売りのみです、ゴメンなさい。
5月21日より鈴本演芸場、また各落語会で手に入ります。
5月30日『本日のおすすめ。』原宿アコスタディオでも販売します。
あとは7月6日C.Cレモンホールでうちの師匠...小朝が、またチャリティー落語会やるんでそこでもネ。その他の落語会でもゲット可能です。このブログでお知らせいたします。また街中でわたしを見かけたらお声掛けくださればなんとかします!
特に女性大歓迎っす(笑)!

第二回義援金は今月末にやります!次回で報告しますので、お楽しみにぃ~。
あと落語協会復興支援寄席、募金活動も5月21日、5月28日浅草演芸ホールであります。朝9時からってちょっと早いけど(笑)来て下さい。この支援寄席はまだまだ続きます。7月からも隔月各寄席で行いますのでよろしくお願いします。

さて今回の手ぬぐいは、わたしがいつも高座でネタに使わせてもらっている
柳家花緑さん。言わずと知れたサラブレッド、先代小さん師匠のお孫さんです。ネタでは「二歳から落語を演ってる。芸歴三十七年。雲助師匠と同期です。」なんて言ってますが確認したところ、九歳からだって...。
まあいっか、二歳からのほうが面白いし...(笑)。

小さん師匠の家に生まれたからには物心ついた頃からいつも噺家がうじゃうじゃ(笑)。周りのことはお弟子さんたちがやってくれます。学校の忘れ物をしても大丈夫。すぐ届けてくれる(笑)。授業中、教室の一番前の扉が、すーっと開くと内弟子の柳家小幸さんが忘れ物の教科書を持って立ってる。
一斉に子供たちが「わぁー、弟子だ、弟子だぁ~。」
...別に小林少年(これは花緑さんネ)の弟子じゃないんだけど教室は大騒ぎ(笑)。
王子様と家来みたいな生活をしていたそうな...。
ちなみに柳家小幸さんは今の柳亭市馬師匠!ダメだよぉ~、落語協会副会長に忘れ物届けさせちゃあ(笑)。

噺家になっても、小さん師匠のお孫さんだから周りの扱いが違う。ちょっとくらい師匠方に粗相があっても怒られない(笑)。もう二十年以上昔の話、お正月初席でわたしと九太郎とふたりで前座...あの頃は前座がホント少なかった(涙)。今と違って当時の初席は鈴本でも一時間に十人くらい芸人が出てた。しかも楽日まで同じ興行。三が日は噺家も紋付袴で楽屋入りするので着替えに着かなくてもいいし、なにしろ脱いだ着物を畳まなくても済む。太鼓も楽屋に年始の挨拶に来た二ツ目の兄さんがたたいてくれる。しかし、中日を過ぎると師匠方は私服で来るは、二ツ目は誰も来ない(涙)。当然、前座はてんてこ舞い。着物を畳んだり、着替え、高座返し、太鼓番、お茶出し...。この最中、わたしは立前座で楽屋を仕切らなきゃならない。...うーん、パニックゥ~!いま考えたら凄いことやってた(笑)。

でもね、下の前座が九太郎くんだったから大丈夫!なにしろ九太郎くんは小さん師匠のお孫さんだから(笑)。ちょっとくらいお茶が出なくても小言言われないし、高座返しが少し遅れても師匠方からお咎めなし。ニコニコしながら「ダメだよ~、高座が一番だからねぇ~」で済んじゃう(笑)。よかった、九太郎といっしょで(笑)。

...なかなか手ぬぐいにたどり着かないねぇ、そろそろやりましょか(笑)。


20110521_karoku02.jpg












以前『噺家の手ぬぐい』(日東書院)で紹介した花緑さんの手ぬぐいは武州中島紺屋四代目当主中島鶴吉先生によるのもの。藍染め、ホンモノです。ぼたん文字で『花』。...ぼたん文字っていうのは文字を牡丹の花のように仕上げた感じ?いいねぇ、藍染め。

紺屋はいいっす!タモリさんも言ってたっけ、「紺屋は最高!」だって...うーっ、くだらねぇ!

今回ご紹介するのも凄いっす!

20110521_karoku.jpg
真打になった時に作った手ぬぐいで、人間国宝の手描き...人間国宝ったって日本画家の偉い先生とかじゃないよ、...噺家、...おじいちゃんだけどネ(笑)。小さん師匠が自分の手ぬぐいのぼたん文字を真似て、なんと茶筒で円を描いて『花緑』にしたんだって!人間国宝の小さん師匠が孫のために鉛筆を使って苦労しながら花と緑の文字をギザギザしてる姿って想像するだけで面白いけど、当時八十くらいだからねぇ、やっぱり素晴らしいっす!孫可愛いっす!そんな花緑さんには弟子が十人!いっぱいだぁ、うじゃうじゃ(笑)。花緑さん、弟子の緑君クンのためにやってくれました、ぼたん文字!以前このブログでこの手ぬぐいは紹介したんだけど...花緑さんも挑戦!難しいんだって、ぼたん文字は。ギザギザが上手くいかない...おじいちゃんの苦労がわかったでしょ(笑)。

20110521_rockn.jpg










20110521_karokutatou.jpg
畳紙の『寿』...難しくて読めないけど(笑)、『柳家花緑』も先代小さん師匠筆。
凄いっす、小さん師匠!

ここで、小さん師匠の思い出をひとつ。

花緑さん、...九太郎くんが前座になったばかりの頃のお話。その芝居、鈴本演芸場では毎日、やっしゃ...祭囃子を、前座が上がる前に高座で披露していました。九太郎くんもそのメンバーだったんで高座に、わたしはやっていなかったので太鼓部屋でその音を聞きながら着替えていた時のこと。長襦袢に袖を通すと手に何か当たる。気にせず着物に袖を通しても当たる。
...ん...何?、なんなの、このムニュっとした感覚?...恐る恐る振り返れるとそこにはムッとした顔の小さん師匠。九太郎の晴れ姿を覗きに太鼓部屋にいた...いや、いらっしゃったのです。わたしの手に当たっていたムニュは、な、な、なんと小さん師匠の頬っぺただった!!びっくりしてただひたすらに謝り続けるわたしに向かって小さん師匠が一言。



「なにかオレに恨みでもあるのか?」

...なかなか言えないよ、こんな洒落の利いたお茶目な小言。尊敬っす!



******************【緊急告知】******************

7月上席上野鈴本演芸場昼席五明樓玉の輔主任です。
詳しい情報はまたお知らせいたします。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://lascaux.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/84

コメント(2)

チャリティ手ぬぐい、ネット販売なしとのことで残念です。
発送の手間を考えると、仕方ないのかなぁ・・・・・・と思いますが
地方に住んでいるので、なかなか買いに行けません。
何とかならないでしょうか・・・・・・?

トトロさま

師匠とも相談の上、何らかの方法で販売できるよう考えております。
新作の手ぬぐいとともにご案内するかもしれません。
詳細が決まりましたらこのブログ上でおしらせしますので
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。





























月別 アーカイブ

リンク

  • 購読する このブログを購読
  • ケータイからも見られるようになりました!
    以下のQRコードからアクセスしてください。
    QR
    tamanosuke
【コメントに関する注意事項】
公序良俗に反するもの、誹謗、中傷にあたるものなど、編集部にて不適切だと判断したものに関しましては、予告無く削除する場合もありますので何卒ご了承ください。
五明楼玉の輔,(有)ラスコー
本ページの記事、画像の無断転載を禁じます。